猛暑による高温障害などで精米の歩留まりが悪化し、2023年産は玄米ベースで10万トン程度、24年産は6万トンほどの供給減があったと分析した。
猛暑のリスクが鮮明になった。
食料・農業・農村政策審議会の食糧部会に示した。20~22年産の精米の歩留まり率は平均で90%だったが、23年産は88.6%、24年産は89.2%だった。6月末時点で調べた。
23年産や24年産は猛暑の影響で米粒がもろくなり、玄米から白米に精米する時に割れてしまう例が増えた。
同じ量の玄米からとれる白米の量が減れば、小売りや外食などの白米の需要を満たすためにより多くの玄米を供給する必要がある。歩留まりの悪化は価格高騰の一因になったとみられる。
25年産の新米への影響も懸念される。25年も6月の平均気温が過去最高になるなど猛暑で、水不足が深刻な地域もある。
農水省は25年産の主食用米の増産を見込むが、小泉進次郎農相は30日の会合で「天候のリスクは今まで以上に高く、予断をもってはならない」と言及した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA300Y80Q5A730C2000000/
引用元: ・【農林水産省が調査結果を公表】コメ不足は猛暑も一因だった
出なくなったな
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