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日本を含む世界31カ国2万3228人を対象に実施した「ポピュリズム」に関する調査結果から、「自国は衰退している」と感じる人が多い国ランキングを発表! 日本の順位は?
All About2025.07.28
調査概要
調査期間:2025年2月21日~3月7日
調査方法:インターネット調査
調査対象: 世界31カ国2万3228人(インド:18歳以上、カナダ・アイルランド共和国・マレーシア・南アフリカ・トルコ・米国:18~74歳、タイ:20~74歳、インドネシア・シンガポール:21~74歳、その他の国:16~74歳)
世界最大規模の世論調査会社イプソスは、日本を含む世界31カ国2万3228人を対象に実施した「ポピュリズム」に関する調査結果を公表しました。今回はその中から、「自国は衰退している」と感じる人が多い国ランキングを紹介します。
■日本は3位、“自国の衰退”を感じる国民は70%に
3位は、日本。「自国は衰退している」と感じる日本人は70%に達し、31カ国の平均(57%)を大きく上回る結果に。2016年の調査開始時から30ポイント(約1.8倍)増加しました。
調査開始時の2016年は、平成の天皇陛下が退位の意向を示唆し、日本人にとって時代の変化を予感する年であったのと同時に、4月には震度7を記録した熊本地震による被災、5月には当時のオバマ米大統領による現職の米大統領として初めての被爆地・広島への訪問、8月にはリオ五輪の開催など、日本国民として感じることの多い出来事が多々あった年でもありました。
■2位:トルコ
2位は、トルコ。「自国は衰退している」と感じるトルコ人は71%に達しています。一方で「衰退していると思わない」と回答しているトルコ人は14%で、8%の日本より否定している人数が多いことも特徴的です。
調査開始時の2016年は、政府転覆を試みたトルコ軍の一部によるクーデター未遂事件が発生。その後2年間続く非常事態宣言が発令され、トルコ国内の政治的な緊張が高まりました。
■1位:フランス
1位は、フランス。「自国は衰退している」と感じるフランス人は75%に達しています。
調査開始時の2016年頃は、経済の低迷が顕著に現れ、特に失業率が10%前後の高止まりを維持する状況の中、7月には労働市場改革法が成立します。しかし、企業側が労働者を解雇しやすくなると受け取れるような内容に、労働者の権利が脅かされるとの声が上がり、労働者や学生たちによる大規模なデモが各地で巻き起こりました。
引用元: ・「自国は衰退している」と感じる人が多い国ランキング! 1位は「フランス」。日本は何位? [七波羅探題★]
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