【Eテレ】美輪明宏、初恋の人を思い続ける女性を正面から否定「犯罪を犯そうとしている。人のものを泥棒するんですよ」

　同番組は美輪が相談者のモヤモヤに耳を傾け、珠玉の言葉を紡ぐ相談室。今回は「未公開ＳＰ」としてこれまで放送できなかった「お便り」での相談に美輪が回答した。その中で結婚して子どもまでいながら、高校時代の初恋の人が忘れられず、「手紙を出そうか」と悩む女性からの相談が届いた。

　この女性は高校時代、思いを寄せた男性に告白しながら、フラれてしまった。その後、相手が結婚していることをＳＮＳを通じて知ったが、「せめて当時の感謝の気持ちだけでも伝えたい」と手紙を書いたという。ただ互いに既婚者で送付までは至らず、「悶々（もんもん）としている」と打ち明けた。

　はた目には純粋に思える質問だったが美輪はピシャリとはねつけた。「犯罪を犯そうとしている。人のものを泥棒するんですよ」と正面から否定。案内人（＝司会）の同局・高瀬耕造アナウンサーが、「手紙を書いてるだけだと思うんですけど…」と反応すると美輪は、「よその奥さんから、（男性を奪い）とりたいと思ってるわけでしょ」と言葉を強めた。

　それでも高瀬アナが、「感謝の気持ちを伝えるという…」と続けても美輪はさえぎった。「それだけで済むと思ってないはずですよ。（手紙を）投かんして『道が開けたら』っていうね、さもしい心が見え隠れしていますよ。甘酸っぱい思い出として大事にしておあげになれば、それでいい」と女性の“下心”を推し量るように諭した。これを聞いた高瀬アナもさすがに、「そうですね。思い出にしていただければと思います」と納得していた。

報知新聞社

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