一方、有力候補の一角、高市氏の場合は参院選で躍進した参政党との「反財務省連合」を目指すとの証言がある。
選挙期間中から「日本人ファースト」のフレーズがクローズアップされた参政党だが、財政政策では減税と積極財政を鮮明に打ち出していた。
高市氏の側近で、前回の総裁選で推薦人となった麻生派の中村裕之・元農水副大臣が“高市政権”の構想を語る。
「次の政権の体制を考えるには参院選の結果を踏まえねばなりません。一番注目されているのが参政党の伸び。それは政権を支えてきた岩盤保守の票が流れたことによるものです。
自民党は岩盤保守層の支持を取り戻さなければならない。取るべき政策軸は『右』、そして積極財政です。高市さんは『腹くくった』『党の背骨を入れ直す』と、今の自民党からの転換を示唆しました。私はそういう高市氏を応援する。組むべきは参政党。積極財政なども含めてあるべき次の自民党と同じ方向を見据えた政策を持っています。ただ、協力はしてほしいが、参政党は衆院3人しかいないため、衆院での過半数に達しない。そこで参政党に加えて財政政策が一致する国民民主党との連携を考える必要が出てくる」
国民民主も減税で「手取り増」を掲げ、参院選で躍進した。中村代議士が続ける。
「連立を組むとなれば大臣を出す。国民民主党なら玉木雄一郎・代表や榛葉賀津也・幹事長には大臣を担う力量が十分ある。国民民主との連立はすぐにも可能です。しかし、今の参政党はまだそこまでの政党になっておらず、すぐ大臣を任せるのは厳しい。それなら連立にこだわらなくても、自公と国民民主、参政党が政策ごとに連携する形もあります」
引用元: ・【自民党新総裁】高市氏なら参政党と国民民主党と連立の「反財務省連合」の可能性 側近が語る“高市政権”構想 [Hitzeschleier★]
両院議員総会の開催さえ危ういのに
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