赤沢亮正経済再生担当相(64)が26日、NHK「サタデーウオッチ9」(土曜後9・00)に生出演し、合意に至った相互関税を巡る日米交渉の数字のカラクリを説明した。
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「我々としては納得できるところまでいかないと。“Mr. President, can I ask one more?(大統領、もう一つお尋ねしていいですか?)”とやっているのが、この50%がじわじわと3分の2になり、4分の3になりというところで、最後に行き着いたのが90%」
その上で赤沢氏は、関税の引き下げに失敗し、25%のままだった場合と比較。「申し上げておきたいのは、関税を10%引き下げることに成功して、回避できた損失というのは10兆円に及ぶかというくらい。ここで50%から90%まで譲ったことで失ったのは、せいぜい数百億円の下の方だと思う」と説明した。
この譲歩については「十分ディールの対象になる」としつつ、米国サイドにとっては「逆にそこは有利であることは間違いない」という。「9:1であることを大統領が国内向けに“これは取った”と言っていただいて…まさに取られたので。それは、ディールの中で譲り合いながらやってます」と説明。トランプ氏にとっては、一見圧倒的に見える数字を国民に示すことによって、交渉の成功をアピールできるメリットもあるとした。
こうした事情を踏まえつつ、赤沢氏は「国を売っただの、80兆円だのいろんなことを言われていますけど、ちょっと勘違いが多くて」と付け加えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/136be2759138c6ce8bbc6ecd9c9db73476dccc33
引用元: ・赤沢大臣「皆誤解している。数字では米国圧勝だが、日本の損失は関税25%より低く抑えられている」 [902666507]
つまりどういう事なの
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