熱中症予防のため水分補給は欠かせないが、水筒を掛けたまま走らないといったことを日頃から子どもに教えておく必要がある。(福島憲佑)
「腹部の前方に水筒が位置している状態での転倒が危険」。
子どもの手術に関係する学術団体で作る「日本小児期外科系関連学会協議会」や「日本小児科学会」などは昨年6月、子どもが首や肩から水筒を下げたまま転倒した場合の危険性について、注意喚起を行うことを求める要望書をこども家庭庁に提出した。
出資料によると、2024年までの約40年間に、転倒時に子どもが水筒で腹を強く打ち、十二指腸や脾臓(ひぞう)などの臓器を損傷した事故が14件以上報告されている。
けがをしたのは5~11歳で、中には手術が必要で1か月以上入院した事故例もあった。
子どもは大人と比べ、「転倒しやすい」「転倒時に腕で体を支える動作を取りにくい」「腕の長さが短い」といった特徴がある上、幼い子どもは皮膚や筋肉が薄く伸縮性に富み、肋骨(ろっこつ)も柔らかいため、水筒の衝撃を防ぐことが出来ずに内臓を傷めるという。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/5bda89ea76e12887d0803630f492d1acef24f67c
引用元: ・【事故防止】斜め掛け水筒で内臓損傷、子供が走って転倒時に危険性…7歳児が摘出手術に至った例も
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