「都内の荒川河川敷で、夕方から数時間が“激アツ”らしいぞ」
知人の言葉を信じ、本紙記者は7月中旬、東京都北区の赤羽岩淵駅に降り立った。
ウナギは多くの河川で漁業権の対象魚種に設定され、釣るには遊漁券が必須だが、ここら一帯はその適用外区域で“穴場”になっている。
目的のポイントに着くと、すでに先客が。東南アジア系の外国人グループが釣り糸を垂れていた。
ペットボトルを用いた簡易釣り竿を含む4刀流で、エサを定期的に替えながら、ひたすら待つ。
すっかり暗くなった夜8時過ぎ、待望の瞬間が訪れた。
「ポコンッ!」
ペットボトル仕掛けが突然倒れた。慌てて駆け寄り、慎重に引き上げると、ウナギだ! 本当に釣れるとは!
興奮冷めやらぬ中、今度は別の竿に取り付けた鈴が鳴った。
強烈な引き。釣り上げてみると、先ほどよりもデカい。
2匹もいれば、うな丼には十分。夜9時過ぎに納竿した。
釣ったウナギは「泥抜き」といって、清水の中で数日かけて泥を吐かせるのが一般的だ。
ところが、小ぶりの1匹は自宅に持ち帰った時にはすでに息絶えていた。
泥抜きしなくても、調理法次第でなんとかなるはず──。
しかし、この素人判断がアダとなった。
(中略)
パクリ。その瞬間、想像を絶するエグみが口内を突き抜けた。泥臭さに加え、まるで洗剤のような味。
嗚咽しながらビールで流し込んでも、凄まじい臭気が口から消えない。
ついには胃が拒絶反応を起こし、嘔吐。
空前絶後のマズさによるストレスのせいか、翌朝には顔にニキビが3つもできていた。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/375259/
引用元: ・荒川河川敷で天然ウナギがまさかの爆釣! [292723191]
餌のミミズ集めがかったるいけど
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