この事件では、複数の報道機関が逮捕された女性の氏名や顔、年齢などを報じた。中には、逮捕の瞬間まで動画で撮影し放送したテレビ局もあった。
Colaboの代表理事、仁藤夢乃さんは会見で「女性を被害者ではなく加害者としてみなし、さらし者にする報道は深刻な人権侵害だ」と批判。さらに「女性を処罰の対象とする売春防止法を改正し、買春者を処罰する新たな法律を制定すべきだ」とうったえた。
この日の会見で、仁藤さんは「警察から情報を得た報道機関が逮捕前に隠し撮りをしたと思われるものも複数あり、逮捕の瞬間も警察が報道機関に撮影させている」と述べた。
そのうえで「逮捕時の映像や写真がインターネット上で拡散され、女性たちの顔と名前は世界中で半永久的に検索され続ける。これは彼女たちの回復や自立を阻む深刻な人権侵害だ」とし、「女性を『見世物化』し、犯罪者としてさらし者にしている」と強い言葉で抗議した。
引用元: ・【女性は被害者】「女性を見世物に」売春摘発の実名報道でColaboが抗議、「買春者」処罰の法改正も求める
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