古市氏「”退陣へ”で予防線張った『号外』」と指摘「地震を理由に続投」石破首相は「独裁者といっしょ」
自民党内部から「石破おろし」の声があがる中、今週は、一部報道で「退陣へ」という内容が報じられたかと思うと、石破総理自身が否定し、改めて続投することを強調するという流れになった。
しかし、この報道内容について、伝えた報道機関は訂正などはしていない。
関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演した社会学者の古市憲寿さんは、「周りが退陣への流れをつくりたかった」とメディアに情報が流れたと指摘。
そして石破総理が、「続投」の理由に「地震への対応」を挙げたことについて、「いつ起きるかわからないものを理由に総理大臣をやるのは、独裁者といっしょだ」と話した。
■周囲が「辞める」流れをつくりたかった
古市憲寿さん:流れを作りたかったんですね周りは。本人は会談の中で『辞める』とは言ってなかったけれども、辞めさせたい人がたくさんいるいるわけで、その人たちが中心なって退陣へという流れを作ったと思う。
青木源太キャスター:新聞自体がその流れを作ろうとしてるよりは、それをメディアをある意味で利用して、情報流して、外堀を埋めようとした人たちがいるかも?
古市憲寿さん:メディアもただこれ、読売新聞も『へ』って書いてあるからいいんじゃないすか。要はスポーツ新聞とか週刊誌がよくやる手口ですけど、『退陣』じゃなく、『退陣へ』だから、いつかは退陣するだろうかな。それが来週か、来月か1カ月後か分からないですけど、『へ』をつけたんで、予防線張ってるなと思ったんです。
■「いつ起きるかわからない地震」理由に続投は「独裁者といっしょ」
そして古市さんは、石破総理に「やりたいことが見えない」と指摘したほか、「いつ起きるかわからない、地震を理由として続投を説明したことについて、「一生やるんですか」と述べ、「独裁者といっしょ」と批判した。
古市憲寿さん:でも石破さん良くないのは、『退陣しません』だったら、じゃ『何をしたいか』が見えてこないわけじゃないすか。どうしても総理をやらなきゃいけない理由が分からない。
青木源太キャスター:いくつか挙げてましたよね。『アメリカとの関税交渉が続いている』だとか、あとは『いつ災害が起きるか分からない』という理由もありました。
古市憲寿さん:ほんとあれ最悪ですよね。地震を理由に上げたってのは、もう独裁者と一緒で、だって地震ってのはいつ起こるかわからないわけですよ。いつ起こるかわからないものを理由に、総理をやるってことは、『一生やるんですか』っていう。
それはもう石破さんが一番嫌ってる、石破さんは要は民主主義を大事にする方で、『党内の中でも話し合い重視した』、『民主主義を重視した』と言ってた人が、一番独裁者っぽいことしてしまってるのは、すごい皮肉だなと思いました。
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引用元: ・【テレビ】古市憲寿氏「地震を理由に続投」石破首相は「独裁者といっしょ」… 「”退陣へ”で予防線張った『号外』」と指摘 [冬月記者★]
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