重症化すると治療に時間がかかり、健康に重大な影響が及ぶ可能性があるため、早期の治療が非常に重要になる。
日本では近年、クローン病が増えてきつつある。
しかし、とくに肛門の症状がある方は恥ずかしさから受診をためらい、治療が遅れがちになるという課題がある。
長年にわたりクローン病治療にあたってきたチクバ外科・胃腸科・肛門科病院(岡山県倉敷市)の副院長である鈴木 健夫(すずき たけお)先生に、クローン病の肛門病変の特徴や早期治療の大切さについて伺った。
◇日本で増えてきたクローン病
クローン病は腸の粘膜に慢性的な炎症が起こる病気です。
原因ははっきり分かっていませんが、遺伝的な素因がある方において、何らかの原因で腸の免疫機能が過剰に反応することが関係していると考えられています。
また、北米やヨーロッパなどの先進国で多くみられることから、発症には動物性脂肪やたんぱく質を多くとる欧米型の食生活との関係も指摘されています。
日本でも患者さんが増えてきているのは、欧米型の食生活の広まりと関連があるでしょう。
この病気では、腸の炎症が何度も繰り返されることで腸管が狭くなったり、穿孔(せんこう)(穴が開く)したりすることがあります。
そうなると食べた物が腸の外に漏れ出して腹膜炎を起こす危険性があります。
また、炎症が長期にわたって続くことで、がんのリスクが高まる可能性もあります。
クローン病は若年層に多く、男性では20~24歳、女性では15~19歳で発症しやすいとされています。
中には小児期のうちに発症する方もおり、その場合は栄養の吸収障害によって成長に影響することもあります。
腸は栄養の吸収に欠かせない器官であるため、炎症が生じることで栄養不足に陥りやすくなるのです。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/46191d9e7c611e04259c77c4c5d309748d664c48
引用元: ・【健康】「痔かと思ったらクローン病だった」─若年層に広がる肛門の異変とは
ひょっとしたらオリジナルじゃないのかもよ
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