猿渡由紀
L.A.在住映画ジャーナリスト
7/22(火) 6:30
1992年の大ヒット映画「氷の微笑」のリメイク企画が進んでいる。
権利を獲得したのは、Amazon MGMスタジオ傘下のユナイテッド・アーティスツと、同社と製作契約を結ぶ大物プロデューサー、スコット・ストゥーバー。脚本は、オリジナル同様、ジョー・エスターハスが執筆する。
新たな監督は発表されていない。オリジナルは、後に悪名高き「ショーガール」も手がけた、セックスとバイオレンスをこよなく愛するポール・ヴァーホーヴェンが監督した。
マイケル・ダグラスとシャロン・ストーンが主演したあのエロチックスリラーは、批評家の評価は分かれたものの、4,900万ドルの製作予算に対し全世界興収は3億5,300万ドルと、興行面では大成功。
北米公開当時34歳の誕生日を迎えたばかりだったストーンは、とりわけその頃のハリウッドの女優に対する基準では「遅くして」ブレイクを果たすことになった。
彼女が演じるキャサリン・トラメルは、セクシーで、ミステリアスで、心理学に通じた、他人の心を操る達人。魅力的な役ではあるが、ヌードと激しいセックスのシーンがたっぷりあるため、
ダグラスが最初に希望していたキム・ベイシンガーをはじめ、ジュリア・ロバーツ、メグ・ライアン、ミシェル・ファイファー、ジーナ・デイヴィスなど有名女優は軒並み出演オファーを断った。
そんな中、モデルから女優に転身したは良いが作品や役に恵まれずに来たストーンは、自力でこの脚本を入手し、「オーディションを受けさせてほしい」と数ヶ月間かけて懇願。
リスクを負うプロジェクトだけに相手役に有名女優を希望していたダグラスは、ストーンとのカメラテストを拒否し続けるも、最終的に同意した。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a01d189f722171b8b6858001e9bdeb30ecbdd401
完成作の試写室は関係のない男たちで埋め尽くされていた
引用元: ・【映画】今なら(当時も)ありえない。「氷の微笑」“見える”シーンをシャロン・ストーンが許したワケ
見えた
日本の若手女優なら
ハンパでなかった
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