こうした課題を解決しようと、民間ではさまざまな体験格差解消プロジェクトが出ている。特に夏休みのような長期休暇は、体験格差が最も生まれやすい時期。経済力だけでなく、ひとり親のように時間がない保護者も多くいるなか、夏にはサマーキャンプ、冬には雪遊びに連れていくなどの試みが始まっている。
ただ、この問題を考えるにあたっては本質を見誤らないように気をつけたい。フランスの哲学者ルソーは教育書『エミール』で、自然に触れることの大切さとともに、子どもは小さな“未完成の大人”ではなく、子どもには固有の物の見方や感じ方があり、大人とは異なる独自の存在だと説いている。この視点に立つならば、子どもたちの体験は決して「大人になるための準備」として行われるべきではない。ましてや「他者との格差を埋めるため」に行われるべきものでもない。
「子ども」という、私たち大人とは異なる存在。他者との比較からではなく、彼ら自身が幸せを感じ、自己肯定感を高められるよう、すべての子どもが豊かな体験を享受できる社会にしていきたい。
詳しくはこちら(抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c52a6016501f659a12d8e4fea08e48b5503d577
引用元: ・【体験格差】夏休みの思い出が生む「子どもの体験格差」に乙武洋匡氏が警鐘。「他者との格差を埋めるための体験」であってはならない理由
どれもなかったが家でダラダラしていたいおれには好都合だった
帰省以外で家族遠出なんてしたことない
夏休みの思い出って言われてもなかなか難しい
子供が優しいから口にしないだけで
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