この増加額・伸び率ともに過去20年で最高を記録した。
ちなみに、2024年度の平均年間給与額が最も高い上場企業は、投資ファンドのインテグラルで2577万円だった。
2023~24年度の増減を比較すると、前年度から平均年間給与が増加した上場企業の割合は75.0%を占め、過去5年で最高となった。
増加率でみると「(2.5%以上)5%未満」が最も多く、全上場企業の23.7%を占めたほか、「(5%以上)10%未満」で19.4%、「10%以上」で9.5%の増加率となった企業もあった。
この結果、厚生労働省の調査に基づく2024年の平均賃上げ率(妥結額ベース)である5.33%を上回る上場企業は4社に1社を占めたことがわかった。
産業別にみると、上場する製造業で平均681万2000円、非製造業で平均665万1000円となっている。
いずれも平均給与額および前年度からの増加額が過去20年で最高を記録しており、人手不足による人材確保への対応によって、賃上げが進んでいるとみられる。
ちなみに、最も平均年間給与が高い業界は「海運業」の1052万3000円で唯一の1000万円超えだった。また、前年度から伸び率がもっとも高かったのは「陸運業」で13.7%増の645万円だった。
上場市場別にみると、「東証プライム」が763万3000円でダントツトップ。次いで「東証グロース」の629万円、「名証」の612万円だった。
https://forbesjapan.com/articles/detail/80620
引用元: ・【上場企業で平均年収671万円超え】過去20年で最高を記録・・・産業別では海運業が1000万円超え
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