文部科学省傘下の科学技術振興機構(JST)による「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」に関する言説とみられるが、SPRINGに特定の国籍を優遇する規定はない。
SPRINGは博士課程への進学を促すため、1人最大年290万円を最長3年間(4年制は4年間)にわたり支給する制度だ。
2021年度に始まった。
JSTによると24年度は1万564人に支給し、このうち外国人留学生は4割を占める4125人。
中国人留学生は3151人で外国人の中で最も多く、日本人を含めた全体の3割を占める。
対象者に中国人が多い理由について、JSTは「国籍による優遇ではない」とする。
SPRINGでは公募に対して各大学が博士学生の支援計画を提出し、外部専門家で構成される委員会が審査して選定。
これを受けて大学が学生を選抜する。
大学ごとの支援人数は計画に応じてJSTが配分する。
JSTが確認している限りでは、選抜時に国籍で学生を優遇している大学はないという。
日本学生支援機構(JASSO)の24年度調査によると大学院や大学の学部など高等教育機関の留学生は約23万人で、このうち中国人は約9万人と全体の4割を占めている。
SPRINGの支援対象に多いのも「中国からの留学生の多さが反映されている面がある」(JST)という。
一方で文科省は6月、SPRINGの支援金290万円のうち、生活費に相当する240万円について、日本人学生に対象を限定する方針を明らかにした。
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD17B6B0X10C25A7000000/
引用元: ・【SNS】中国人留学生を優遇? 博士学生支援、国籍による特別扱い規定はなし
特別扱いをする規定はなくても、特別扱いをしてはならないという禁止の規定がないなら…
長年日本に住んでない人に恩恵って理解不能
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