石破茂首相(68)は7月3日の公示日以降、精力的に酷暑の日本列島を飛び回っている。だが、党勢回復の兆しは一向に見えない。
「石破首相の焦りの表れですよ」
とは、政治部デスク。
「自公合計で43議席プラスマイナス6議席との予測もあります。過半数維持に必要な50議席にはどうやっても届かない数字です。今、首相は身近なスタッフにも、いら立ちを隠せないような精神状態だとか。特に、伸長著しい参政党に関しては“国民の選択なのだろうけど、主張が過激すぎやしないか。そんな国柄でいいのかね”と嘆いています」(同)
いくら石破首相が悲嘆に暮れようが、有権者の自民党に向けるまなざしは厳しさを増すばかりである。
「自民党は勝敗を分ける32ある1人区で大苦戦を強いられています。森山裕幹事長(80)のお膝元である鹿児島選挙区ですら保守分裂選挙となって、自民党候補者が敗れるのはほぼ確実だといわれている。さらに、東北地方は自民党の地盤が弱い地域ではあるものの、東北6県で全滅という衝撃的な調査結果が出ています」(前出の政治部デスク)
自民党は新潟選挙区も落とすとみられており、米どころは軒並み自民党候補者に不利な情勢となっている。
「小泉進次郎農水相(44)のコメ高騰対策が都市部に暮らす一部の消費者には響いても、農村部の生産者からはまったく評価されていないことも、自民離れを加速させた一因ではないでしょうか」(同)
選挙」のプロとして知られる、元自民党本部事務局長で選挙・政治アドバイザーの久米晃氏にも話を聞いたところ、
「自公過半数割れが現実味を帯びています」と、やはり厳しい見立てである。
「選挙戦が進むにつれて、有権者の態度決定率が高まり、これまで支持政党がなかった無党派層や浮動票が野党に流れています。特に、参政党が予想外に支持を集めていることが、自民党の逆風になっている。参政党は、確実に自民党の支持層だった保守票を食っていますから」(同)
久米氏はかねてより、全国比例に関しては、自民党が下野時代の2010年に記録した過去最低の12議席は下回らないとしてきた。しかし、この見方も修正を迫られているという。 「場合によっては、比例でも12議席を割る恐れすらあります」(久米氏)
久米氏が続ける。
「自民党に劣勢を挽回する手立てはなく、選挙戦終盤にかけても下降トレンドは変わりません。今後、投票先を決めていない有権者の票は野党に上積みされていくでしょう。太平洋戦争において、ミッドウェー海戦とガダルカナル島の戦いに負けた日本軍と同じで完全な負け戦です。すでに、党内には厭戦気分すら漂っています」
石破首相は勝敗ラインについて“与党過半数”だとしてきた。参院でも自公過半数割れとなれば、「昨年の総選挙と今年6月の都議選に続く敗北になります。野球で例えるなら、スリーアウトでチェンジでしょう。政権の要である森山幹事長だって、さすがに敗戦の責任を問われるはず。森山幹事長が辞めたら、石破政権は持ちません。過半数割れの場合、退陣以外の選択肢は考えられません」(前出の政治部デスク)
https://www.dailyshincho.jp/article/2025/07190556/?all=1
引用元: ・【週刊新潮】選挙のプロとして知られる、元自民党本部事務局長・久米晃氏 「今の自民党はミッドウェー海戦とガダルカナル島の戦いに負けた日本軍と同じで完全な負け戦です、党内には厭戦気分すら漂っています」
与党の旨味でくっ付いたが、自民に引っ張れて当選すら危ういものな
いつもなら、会員総動員して運動しているのに、今回は限定的だし
間違えて途中で押しちゃった
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