ねとらぼ
2025/07/18 08:07(更新)
https://nlab.itmedia.co.jp/cont/articles/3468058/
予算が厳しいため、社員が1時間で作った“開業102周年の広告”がX(Twitter)に投稿されました。とんでもなくダサいのにバズってしまい、記事執筆時点で202万件以上表示され、2万9000いいねを集めています。
どこか既視感のあるデザイン
投稿したのは、千葉県の銚子市内を走る銚子電鉄の公式Xアカウント(@choden_inubou)です。
「開業102周年の広告を作りたかったのですが、予算が厳しいので社員が1時間で作りました」として公開した画像には目がチカチカしそうな派手な原色があふれ、適当なフキダシに「銚子電鉄102周年を迎えました!」「すごい!」「GOOD」「電車に乗ってネ?」など、どこか気の抜けたコピーが配置されています。
初めてワープロソフトやスライド作成ソフトを使った人でも、なかなかここまでのものは作らないと思われる鮮烈なダサさが大ウケ! 投稿には絶賛の声があふれました。
写真が縦長に変形しているところや、「102」と「周年」の間の改行も味がありますね。右下の「102★」は何なんだろ……?
あまりのダサさに昔を思い出す人々
あまりのダサさに“良さ”を感じた人もいるらしく、リプライでは「ネット黎明期のホームページかよw」「んもう、改行の位置とか色使いとか写真がつぶれちゃってたりとか、ひと昔のあるあるが盛り込まれすぎて泣きそう」「90年代のホームページみたいでステキです」「平成レトロで良いですね!」「インターネット中年会のココロに刺さる」という反応が寄せられています。
また、「作った人は多分73歳くらいで、前職は東総地域自治体のプラネタリウムの担当とか、科学センターの所長とか、いわし博物館の所長だと予想」とプロファイリングを試みる人も現れました。
実はネットでの広報に強い銚子電鉄
銚子電鉄は厳しい経営状態を自らネタにしたり、ジョークグッズ的お菓子「まずい棒」を販売したりする他、さまざまなコラボ企画を実施しており、そうした活動がこれまでネットでたびたび話題になってきました。
そのように広報の面で非常に優れていることから、今回のダサすぎる広告もネットでの反響を狙ったものと思われます。策士ですね……! そう分かっていても面白いのはすごいなぁ……!
画像引用:銚子電鉄(公式)(@choden_inubou)より
引用元: ・「開業102周年なのに」予算がない 社員が1時間で作った広告が200万表示「90年代のホームページみたい」 [七波羅探題★]
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