7/17(木) 12:15
直木賞作家の村山由佳さんらが17日までにX(旧ツイッター)を更新。芥川賞および直木賞が「該当作なし」となったことに言及した。
第173回(2025年上半期)芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京都内で行われ、いずれも「該当作なし」となった。両賞とも受賞作がないのは、第118回(1997年下半期)以来、約27年ぶりで、6回目。両賞とも該当作がなかったことが発表されると、インターネット上では「該当作なし」がトレンドワードになり、驚きのコメントが多く寄せられた。
03年に「星々の舟」で直木賞を受賞した村上さんは「芥川賞・直木賞は売れる本を作るためのものではない、のは大前提として、『該当作なし』が全国の書店さんにとってどれほどの大打撃かを思うと胸が苦しい。と同時に、選考委員の方々の心情もまたいかばかりかと思うのです。なんとか受賞作を出したかったにきまってるもの。落とすほうが辛いよ…」と率直な思いを吐露。
続く投稿では「面白い本が必ずしも賞を獲るわけではない。賞を獲ったから良い小説だとも限らない。一冊の小説の値打ちは、その作品を読んだ人が、読んだ人だけが、それぞれ決めるものです」とし、「他の誰の評価も必要ない、自分だけの宝物となるような小説との出会いがきっとある。それを探しに、今こそ本屋さんへ行こう」と呼びかけた。
22年に「塞王の楯」で直木賞を受賞した今村翔吾さんは「芥川賞、直木賞、ともに該当作なしですか。作家目線はそういうこともあるだろうし、選考委員の先生方が悩まれた結果だろうなと納得するんですが。書店目線になると正直辛いかも……」と投稿。一部ユーザーから「書店独自で選べばいい」といった意見が寄せられると「書店独自で……ってご意見はごもっとも」とした上で、「しかし、ぶっちゃけ本が足りないんですよね。候補作と受賞作では、2倍~3倍くらい部数変わってきます。私の場合は約6倍でした。候補作品でも相当の部数ですけど、そこは出版社によります。その一点だけでも同レベルの展開は難しいかなというのが現実ですね」と説明した。
また、1999年に「日蝕」で芥川賞を当時最年少の23歳で受賞し、現在は同賞の選考委員を務める平野啓一郎さんは
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引用元: ・芥川賞・直木賞「該当作なし」 村山由佳氏、今村翔吾氏ら受賞作家らが思い「書店さんにとってどれほどの大打撃かを思うと胸が苦しい」 [muffin★]
爆発的に売れた作品も
近年は無いのではないか?
ちょっと思想強かったね
って応募者への痛烈な罵倒にも見えちゃうな!
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