「今年も24時間テレビは8月末に開催されますが、夏に開催するのは無理なんじゃないか、と、チャリティーマラソンそのものを“オワコン”視する声が漏れていますよ」と話すのは民放の情報番組デスク。
「今年6月に労働安全衛生規約が改正され、事業者に対して熱中症対策をすることが義務化されましたからね」と、そのわけを言い添える。
熱中症にならないような作業環境を作ることが企業に求められているが、炎天下の日中も走る「24時間マラソン」は、まさに真逆といっても過言ではない。
立ちはだかる炎天下の酷暑問題
「熱中症を誘発するような悪環境を、なぜテレビ番組として作り、そこで冬の競技であるマラソンをあえてやるってどうなのよ、と疑問を持つのが普通です。マラソンに変わるような、頑張っている感が伝わる競技があればいいんですけどね」(前出・情報番組デスク)
テレビ誌ライターからは、こんな声が聞こえて来た。
「若いライターに、なぜあのマラソンが人気なのか分からない、苦しんで走っている人を見せているだけでしょ? どこが面白いんですか、と聞かれて言葉に詰まったことがあります。確かに冷静に考えてみれば、悪条件の下で、タレントに無茶ぶりをして楽しんでいるだけのタチの悪いバラエティー番組と同じですよ。パワハラコンテンツとみられても仕方ない」
昨年まで「24時間マラソン」の指導に関わっていたマラソンプロデューサーの坂本雄次さんも先ごろ、あるイベントに出演した際、「開催時期は選んだほうがいい」と苦言を呈した。
「チャリティーマラソンに長年関係し、事情をすべて知る人物の言葉だけに、重く受け止めないといけないですよね。今まで問題がなかったということは、番組が細心の注意を払ってきたからでしょうけど、今の暑さは、人間の工夫でどうにかなるものではない。何も起きないうちに開催時期の変更や別種目などを考えたほうがいいと思いますよ。何かが起きてからではもう手遅れです」(前出・情報番組デスク)
命がけのチャリティーマラソンは、もはや時代にそぐわないということだ。(業界ウオッチャーX)
https://www.zakzak.co.jp/article/20250712-AGR74EAXAFHMRASWTU73N3TLUE/
引用元: ・【テレビ】24時間テレビのマラソンはパワハラ?! 労基法改定で夏の開催は無理? [ネギうどん★]
クイズ番組なのになぜ走るのか?
全然わかりません
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