経営再建中の日産自動車(横浜市西区)が、追浜工場(神奈川県横須賀市)についての結論を発表した15日、存続を望んだ地元には落胆の声が広がった。
事実上の「閉鎖」で、子会社の日産車体の湘南工場(平塚市)でも日産車の生産終了が明らかになり、神奈川県内経済への影響は避けられそうにない。
日産のイバン・エスピノーサ社長が15日午後、追浜工場を訪れ、従業員数百人を前に直接、車両生産終了を伝えた。
同工場関係者の40歳代男性は「厳粛に受け止めた。従業員のサポートを最大限するということなので見守りたい」と話した。
同工場は1961年の操業開始以来、横須賀経済の中心にあった。
同社によると、約2400人の雇用を抱え、これまでノートなどの大衆車1780万台以上を世に送り出してきた。
影響は「城下町」全体に広がりそうだ。
日産の下請け企業に部品を納入している岡田電機工業(横須賀市)の岡田英城社長(64)は、「これまでは苦しくても、人気車種が出れば注文増につながる期待があった。そんなチャンスさえもなくなる」。
工場近くの弁当店の店長は、「歴史のある工場で、追浜にとって特別な存在だった。経営にも打撃で、ショックが大きすぎる」とうなだれた。
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引用元: ・【経済】日産「城下町」に衝撃、横浜市は対策本部を設置…追浜工場近くの弁当店「ショック大きすぎる」
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