◆「少し軽い感じ」「インパクトあっていい」
参院選で姓を出さない選挙区での主な候補者は、東京のさや氏(参政党)や福井のかずえちゃん氏(立憲民主党)だ。比例代表では元参院議員の蓮舫氏(同)がいる。
参政党は選択的夫婦別姓に反対し、家族が一つの姓を名乗ることを重視しているが、選挙で姓を名乗らないことには寛容なようだ。
こうしたファーストネーム系候補を街の人はどう思っているのか。14日、東京・霞ケ関駅周辺で聞いた。
元公務員の女性(62)は「何者かなとは思う。目を引くという意味では効果ありだが、少し軽い感じ」と否定的にみる。警備員の増渕敦さん(42)は「SNSのハンドルネームなどファーストネームだけで表現する機会は増えていて、あまり違和感がない」と話した。福岡から出張中という会社員の男性も「政治家の名前と顔が一致しない中でインパクトがあっていいのではないか」と意に介さぬ様子だ。
◆首都圏各地の「さや」候補陣営は
歌手でもあるさや氏は、音楽活動の通称で立候補を届け出た。くしくも「さや」が名前にある候補者は、首都圏の選挙区で他にもいる。姓名で届け出ている彼女らはどのように感じているのか。
神奈川選挙区の佐々木さやか氏(公明党)陣営の担当者は「『さや』はルールの範囲内ではある。その人のキャリアを生かした名で活動を続ける権利はあり、認めていくべきだ」と話す。
一方、千葉選挙区の元NHK記者の小林さやか氏(国民民主党)陣営は「名前だけにする目的って何なのか。流行なのか、投票してもらうためなのか」と首をひねった上で「小林も通称名(旧姓)だが、記者時代からこの姓名で活動してきた。友人から『さや』と呼ばれることもあるだろうが…うーむ」と言葉が続かない。
◆「通称使用、却下されたケースは一件もない」
通称使用の歴史は…(以下有料版で,残り 644文字)
東京新聞 2025年7月15日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/420858
引用元: ・ファーストネーム系通称候補「さや」「かずえちゃん」「蓮舫」…家族にこだわる国・日本の選挙は意外と自由? [蚤の市★]
決められている
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