2025年7月15日 火曜 午後3:19
福岡市の自宅で2025年1月、自発呼吸ができない当時7歳の娘の人工呼吸器を外して殺害した罪に問われている母親の裁判員裁判で、被告の母親が、親族らの言葉に「このまま生きたらだめなのか、心臓をえぐられたような感じになった」と、犯行に至る状況などについて法廷で語った。
被告人質問「急に闇に落ちた?」
殺人の罪に問われているのは、福岡市博多区の無職・福崎純子被告(45)。起訴状などによると、2025年1月、福崎被告は、自宅マンションで、先天的な「脊髄性筋萎縮症」のため自発呼吸ができず、医療的ケアが必要な長女、心菜さん(当時7歳)の人工呼吸器を外し、窒息死させて殺害した罪に問われている。
7月11日に開かれた初公判で、福崎被告は、「間違いありません」と起訴内容を全て認めている。
福岡地裁で7月14日行われた被告人質問。弁護人から「急に闇に落ちた?」と問われた福崎被告は、「急に、『あっ死のう』と周りが見えず、死ぬ準備ばかりしていた」と犯行時を思い返すようにゆっくりと答えた。以下、弁護人による被告人質問の要旨。
自殺を考えるきっかけの1月3日
Q弁護人「ご主人と2人で心菜ちゃんをうつ伏せから仰向けにしようとして、手伝ってと声掛けをして…」
A福崎被告「顔は怒っていて、舌打ちしながら『あー、いっちょん寝れん。6時から飲み会だったのに遅れていこうかな』と凄く不機嫌な態度をとっていた。
Q弁護人「どう思った?」
A福崎被告「心菜より飲み会のこと心配するんだ。心菜は動けないから、ずっとうつ伏せのままになる。可愛そうすぎると怒りがこみ上げてきました」
Q弁護人「結局1人でした?」
A福崎被告「はい、怒りを押し殺して全身使って1人で戻しました」
Q弁護人「その後、怒りに変化?」
A福崎被告「怒りから悲しみに変わって、涙が止まらなくなった」
Q弁護人「悲しみとは?」
A福崎被告「心菜が可哀そうで…『よく放っておけるよなあ』と思った感じで」
Q弁護人「いろいろ過去に親族に言われたことを思い出した?」
A福崎被告「実の父が、心菜が大きくなってきて、盆や正月に会いに行かせた時に『大きくなったね』と声をかけて欲しかったが、ため息をついて、『これからどうするね』と言われて、このまま心菜は、生きたらだめなのか…。心臓を抉られたような感じになってしまって…。なぜ、心菜は病気で頑張って生きているのに、私は私なりに頑張って育てているのに、身内はそんなこと言うんだろう。心菜のことは、いらない存在なんだって。暗いトンネルに落ちたみたいな感情になって…『心菜は、いない方がいいんだったら、私も生きる意味がない』となって、一緒に死のうと…。そこから自殺を検索しだした」。
引用元: ・【福岡】懲役5年求刑 「急に、あっ死のうと…」医療的ケア必要な7歳娘の人工呼吸器外し“殺害”の母親 犯行時の心境語る [ぐれ★]
出産前に検査して堕ろせるうちに堕ろしておくのが正解。
やり直し!
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