熊本市に10年住む中国人女性(52)は「捨てたいスーツケースやソファがたまってどんどん家が狭くなっている」と苦笑いする。大型ごみの回収を申し込む電話は日本語対応が多く、ごみの品目やサイズを正確に伝える自信がない。オペレーターから収集日や料金を聞き取らなければならず、処理シールを買う場所も分からないと話す。
そもそも母国では「お金を払ってごみを捨てる文化」がないそうだ。住み始めた当初は違反のシールを貼られたこともしばしば。「すごく気を付けているので間違ったときはけっこうショックです」と漏らす。
中国出身で日本国籍を取得した熊本市の谷尾陽子さん(58)は最近、台湾人から「スーツケースの捨て方が分からない」と相談を受けた。代わりに回収申し込みの電話をかけた。車の免許を持っていない外国人はリサイクルショップやごみ処理施設に自分で持ち込むのも難しいのだと事情を説明する。
「同じルール違反でも外国人の方が目立つし肩身が狭くなる。だからこそ、みんながそうだと思われないように人一倍気を付けてきた」と明かした。
熊本市外国人総合相談プラザにも、ごみ出しに関する悩みが寄せられている。自治体によってルールが違うので難しいといった相談が多い。担当者は「外国人の場合、故意というよりもルールを理解しきれなかったといった傾向があると感じる。言葉の壁に加えて複雑なルール、情報入手の難しさなどが重なり、難易度が高くなっているのだろう」と推察する。
大津町でも、外国人からごみの捨て方を尋ねられることがあったため、昨年12月に多言語版のごみ出しアプリの配信を開始した。町環境保全課によると、アプリ配信後、苦情や問い合わせは減少傾向という。
迷った時に母国語で手軽にルールを確認できる環境の整備や、大型ごみを出す際の手順の簡素化が鍵になりそうだ。(事実検証取材班)
7/14(月) 9:15 熊本日日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc19db3d1a20bc0799364a48c619df678969a8dd
引用元: ・【熊本】ごみ出しルール「難しい」 市町村で違うルールに戸惑い…中国人女性「同じ違反でも目立つし肩身狭い」[7/14] [ばーど★]
特に文革時。
仕事もろくにできないだろ、どうやって生きてんだコイツ?
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