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“ガンダム初心者”と“ガンダム玄人”、それぞれの意見は…
ゆるキャラや特撮のイベントに行くのが趣味だという40代女性は、まっさらな状態からガンダムの世界に足を踏み入れた。
「SNSなどで話題だったので放送途中から配信で遡って観ました。ガンダムはまったく知らなかったんだけど特に問題はなかった。これからファーストガンダムも観てみようと思った。ハロやコンチが可愛くてよかった。あと最終回近くなって私には特撮っぽく見えた。私はシャリア・ブルが好きなんだけどファーストガンダムではあまり活躍してないというのでそれも確認するために見てみようと思った」
引用やオマージュが多い作品であるが、知識の少ない人にも楽しめるようだ。逆にガンダムシリーズは全部見ていてガンプラが趣味だという20代男性は、ならではの意見を述べる。
「ネットの考察も含めて毎週楽しかった。最終回のサプライズキャストは本当に驚いた。個人的によかったのは独特のデザインのモビルスーツで、特にドムは作ってみたい」
取材した人は概ね好意的な人が多かったが一部には批判がある。「オタク(の制作者)がガンダムで遊んでいるだけ」「ストーリーの整合性がない」などといった意見は珍しくない。しかし、その整合性の危うさこそが物語の“祝祭感”を高めているのではないだろうか。
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投稿日:2025年07月12日 08:52
止まらない「ジークアクス」の衝撃。往年のガンダムファンだけでない“幅広い層にウケた理由”を考える
鶴岡法斎
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“ガンダム初心者”と“ガンダム玄人”、それぞれの意見は…
ゆるキャラや特撮のイベントに行くのが趣味だという40代女性は、まっさらな状態からガンダムの世界に足を踏み入れた。
「SNSなどで話題だったので放送途中から配信で遡って観ました。ガンダムはまったく知らなかったんだけど特に問題はなかった。これからファーストガンダムも観てみようと思った。ハロやコンチが可愛くてよかった。あと最終回近くなって私には特撮っぽく見えた。私はシャリア・ブルが好きなんだけどファーストガンダムではあまり活躍してないというのでそれも確認するために見てみようと思った」
引用やオマージュが多い作品であるが、知識の少ない人にも楽しめるようだ。逆にガンダムシリーズは全部見ていてガンプラが趣味だという20代男性は、ならではの意見を述べる。
「ネットの考察も含めて毎週楽しかった。最終回のサプライズキャストは本当に驚いた。個人的によかったのは独特のデザインのモビルスーツで、特にドムは作ってみたい」
取材した人は概ね好意的な人が多かったが一部には批判がある。「オタク(の制作者)がガンダムで遊んでいるだけ」「ストーリーの整合性がない」などといった意見は珍しくない。しかし、その整合性の危うさこそが物語の“祝祭感”を高めているのではないだろうか。
テーマそのものに矛盾をはらんでいる
キャラクターは多数登場するが、そのエピソード限りで退場するものが多い。くわえて難解な部分もあるストーリーとはいえ、画面上にいる主要人物が少ないことも“とっつきやすさ”に繋がっている。
ファーストガンダムのパラレル設定であるという時点で、一定の話題性が見込めるだろう。ただ、それだけではここまでの注目は集まらないだろうし、「ガンダムを知らない人たち」まで巻き込んでいることの説明にはならない。
「人によっていろいろな楽しみ方ができるから」といったらその通りなのだが、これも答えとはいえない。祝祭的なものに理由や説明が必要なのか、という側面はあるのだが。
ジークアクスは、テーマそのものに矛盾をはらんでいる。自分のやりたいことをするということと、他人のために生きたいという、「自己実現と自己犠牲」を描いている。「他人のために生きる」時の“他人”が誰かわかるからこそ、最終回で大きな衝撃が走ったのだ。
全文はソースで
https://nikkan-spa.jp/2104099
引用元: ・【ガンダム】止まらない「ジークアクス」の衝撃。往年のガンダムファンだけでない“幅広い層にウケた理由”を考える [ネギうどん★]
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