この違和感は何なのだろうか。2016年の米大統領選挙期間中、ドナルド・トランプ氏が「アメリカ・ファースト」(米国第一主義)と叫び始めた。元々は第一次世界大戦前後に国際紛争に介入しない米国の外交姿勢を指していたようだ。それにしても、今のご時世にそれを強調するとは、「米国はそこまで余裕がないほどに衰えてしまったのか」と感じざるをえなかった。日本人がこの「日本人ファースト」というフレーズに違和を感じなくなる状態は、米国同様、この国の衰退を実感させる。
この言葉は、排外主義や外国人差別を助長、あるいは正当化しかねないニュアンスをはらんでいる。「日本人ファースト」は、「日本人を優先する」という意味になるが、同時に「日本人以外は後回しにする」にも聞こえる。日本の国内には、数百万人の外国人、移民、難民、在日外国人が暮らしているし、外国人観光客も多く滞在している。このスローガンは、その人たちへの支援や権利の保護を軽んじるということにつながる危険性がある…
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毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20250713/ddm/012/070/015000c
*関連スレ
【立憲】米山隆一氏「日本人ファーストに見える外国人排斥は日本人ラストになります」…反応さまざま [7/13] [ばーど★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1752363088/
引用元: ・【松尾貴史のちょっと違和感】「日本人ファースト」 国の衰え感じさせる言葉【毎日新聞】 [7/13] [昆虫図鑑★]
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