7/13(日) 13:35
ボート共同代表の畠山澄子氏が13日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演。イラン出身のタレント、サヘル・ローズ(39)による前週の番組での発言に対し、心ない声が寄せられていることに憤りをあらわにした。
番組では、参院選(20日)の争点となっている外国人政策を特集。各党の訴えとともに「日本人ファースト」とのキャッチコピーが広がっている様子や、人権団体が排外主義の危険を訴えること、人手不足の中で外国人労働者によって機能している飲食業や建設業の現場の声などを伝えた。
コメントを求められた畠山氏は「先週のサンデーモーニングでサヘルさんがちょっとこのテーマに触れて」と、自ら前週のローズの発言に言及。「そうしたら、それがかなり拡大解釈されるような形でネットで拡散されて、それを受けてサヘルさんが、『誤解をさせてすみません』と投稿をする事態になっている。でも率直に、申し訳ないわけですよ。何で、外国人とか外国ルーツの人がただ発言するだけで攻撃されて、さらに萎縮して居心地が悪いという思いをしなければいけないのか、と本当に思うわけですよね」と声を震わせ、憤りをあらわにした。
続けて「多文化共生というのは、私たちの当たり前の今なわけじゃないですか。それなのに、日本人であるかどうか、その一点だけを殊更に強調するような、そんな言葉が街中にもネットにもあふれている。これを外国人、外国ルーツの人がどう思うのか、という想像力を持つところからだと思うんですよね」と提言。「やっぱり今、SNSで静かに、そういうことに対抗していきたい、という声が広がっています。私も、共に暮らす日本人として、差別のない社会を作る責任を持つ1人だと、強く思っています」と持論を展開した。
ローズは前週の同番組で、参院選が政権選択選挙であることを念頭に「悲しいな、と思うのは、今、それぞれの党が戦ってはいるとは思うんですけども、そこの議題の中に外国籍の方への発言だったりとか、移民問題というのもあると思うんですけど」と発言。続けて「でもそれって、私たち外国人は選挙権を持ってないので、そのことに対して投じたかったりとか…」と説明し「決して外国の人がすごく優遇されているわけでも、日本の方だって今、優遇されているわけではない中で、自分たちに選挙権がない、発言できる権利がない人たちを、そこで(話題に)あげて、攻撃するのは違うんじゃないかな、というのは、すごく心苦しく、今見ています」とコメントした。
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引用元: ・「サンモニ」識者、サヘル・ローズへの心ない声に憤り「かなり拡大解釈」「外国ルーツの人がただ発言するだけで攻撃されて…」 [muffin★]
移民の国アメリカでさえいまだに差別は根深いのよ
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