参院選で自公両党が50議席を割った場合、直ちに石破首相の責任問題になる。首相は辞めるのか、辞めないのか。連立政権の枠組みは変わるのか。政権交代はあるのか。事態打開のための衆院解散はあるのか。参院選後の政局の起点は、首相の進退となる。
首相の心境はどうなのか。選挙戦に入って、周辺に「(元気に見えると言われるが)カラ元気だ。もう疲れたよ、本当に。大平さん(正芳首相=当時)が亡くなったのは70歳だったよね。そのことを思い起こしている。具合が悪くなったのは(1980年衆参同日選の参院選)公示日だった。そのまま入院して帰らぬ人となった」などと、自ら68歳の体力や気力への不安を訴えてきた。
首相が退陣すれば、8月に自民党総裁選が行われる。後継候補には高市早苗前経済安全保障相、小泉農相、林芳正官房長官、小林鷹之元経済安全保障相らの名前が上がるが、火中の栗を拾う人が出てくるのか。
衆参両院で少数与党なら、首相に就任しても、自分が掲げる政策も意のままにならないだけでなく、国会で予算案や政府提出法案を成立させるため、野党各党にひたすら頭を下げ、妥協しないと政権運営ができないからだ。これまで党内に「石破降ろし」が起こらなかった所以でもある。
プレジデントオンライン 記事の一部抜粋
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c2f888d1ae3df67cc37ac18f82927efd08be7a1?page=4
引用元: ・【参院選】石破首相「もう疲れたよ、本当に」 [シャチ★]
コメント