かつて100円セールで値引き販売していたミスドが、断続的な値上げをしても客数が増える、強いドーナツブランドになった背景に迫る。
午前11時前、都内の「ミスタードーナツ」店舗前には、炎天下にもかかわらず数十人の行列ができていた。
「下記商品は原材料に限りがありますため、当ショップでは数量限定で販売させていただきます。販売開始時間 11:00~ 1家族1種類1個(最大4個)とさせていただきます ※なくなり次第終了となります」。ショップ前の張り紙には、このように記されていた。
行列してでも食べたいお目当てのドーナツは、ミスタードーナツが創業55周年記念で2025年6月4日から販売を始めた「もっちゅりん」。
「きなこ」「みたらし」「あずき」「黒糖&わらびもち」の4種類があり、価格は1個205~226円(イートイン)だ。
「味は……もっちゅりんとしか言いようがない」――、そんな新食感をつづったSNS投稿が連日バズり、それが翌日以降の集客になる。
人気が人気を呼ぶ展開で、発売から1カ月が経過した本稿執筆時点でも列が短くなる気配はない。午前11時を過ぎると、最大4個を購入したテークアウト客が、満足げな笑みを浮かべて店舗から出てくる。
折からの物価高でランチ代も高騰しているが、スイーツが“別腹”であるように、新作ドーナツは別予算が立つようである。
足元の業績は好調だ。運営元であるダスキンが発表した25年3月期決算で、ミスタードーナツの売り上げが大半を占める「フード部門」の業績は、売上高 667億4700万円(前期比14.2%増)、営業利益 85億5600万円(同23.7%増)と増収増益だった。
来店客による販売高ベースでは、25年3月期は1365億1600万円で前年比9.3%増。好調だったのは主に以下の期間限定商品やコラボレーション企画だった。
価格は、misdo meets 祇園辻利が200~240円台、フロマージュ・ドが230~270円台、ブラックサンダーコラボ3商品は220円、ピエール マルコリーニとのコラボ商品は290~370円台が中心だ。
あなたがイメージするミスド商品の価格帯と、だいたい一致しているだろうか。あるいはズレがあっただろうか。「近年、久しく行っていなかった」という人にとっては、高めに感じられたかもしれない。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01199/00006/#:~:text=%E5%80%A4%E4%B8%8A%E3%81%92
引用元: ・【値上げでV字回復したミスタードーナツ】100円セールと決別、高価格帯が人気に
知らんがな勝手にやっとれ🙄
もう散ってる季節だろう
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