馬頭広重美術館は、東海道五十三次で有名な歌川広重の浮世絵版画などを展示する施設で、00年に約10億円かけて建設された。当時の設計者は隈研吾建築都市設計事務所、施工者は大林組だった。
屋根の木製ルーバーには地元産の八溝杉(やみぞすぎ)を使用。建設時には、スギ材を遠赤外線で薫煙乾燥させ、耐火・防腐のための薬剤で処理した。当初からルーバーのメンテナンスに関する計画はなく、20~30年で付け替える想定だったという。
美術館では2020年ごろから屋根を覆う木製ルーバーの一部が朽ちて欠損する他、雨漏りがするなど施設全体で老朽化の問題が顕在化していた。町は同時期から改修工事の検討を進め、美術館の設計を担当した隈研吾建築都市設計事務所に改修案の提案を依頼。同事務所は町に、木製ルーバーの付け替えやアルミ建材への取り換えなど複数案を提示した。
日経クロステック
2025.07.10
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00154/02476/
引用元: ・馬頭広重美術館の屋根ルーバーを木材からアルミ材に取り換え、隈研吾氏が改修設計 [香味焙煎★]
耐蝕処理もしないで
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