>>2025/07/10 11:37
南日本新聞
山肌はむき出しとなっていて、周囲の海水は黄土色に濁っていた-。鹿児島県十島村悪石島を中心にトカラ列島近海で続く群発地震。第10管区海上保安本部は9日、同部所属のプロペラ機「うみつばめ」で県内の主な海域火山を観測した。専門家らと同乗取材し上空から地震の現場を見つめた。
霧島市の鹿児島航空基地を午前11時前に出発し、悪石島到着は午後1時ごろ。青々とした森や瑠璃色の海と、黄土色の崩れた山肌とのギャップに胸が締め付けられた。やすら浜港には、休憩所として開放する10管の巡視船が見えたが、集落や港に人けはなかった。島外避難が続き残る島民は20人。寂しくそびえ立つ沿岸部の絶壁には、土砂が流れた跡のような、赤や茶色の縦じま模様がついていた。
引用元: ・山肌むき出しの悪石島、異臭が鼻つく新燃岳――トカラ頻発地震、専門家「明らかにメカニズムが違う」 何かしらの流体の可能性を指摘 [ぐれ★]
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