中国国営中央テレビ(CCTV)が伝えた市政府の報告書によれば、園長ら8人が有毒で有害な食品を製造した疑いで拘束された。報告書によれば、園長と出資者は、給食の職員に対し、食べ物に絵の具の顔料を使って着色することを認めており、これが汚染につながった。入園児を増やして収益を拡大するのが目的だったという。
園児251人のうち233人の血中鉛濃度が異常値なことが判明した。園児は治療を受けており、201人が入院している。当局は長期的な影響の医学的評価をまだ公表していない。
地元メディアは小児科教授の見方として、3カ月以上にわたる慢性的な鉛中毒の可能性を示唆した。
調査では、朝食用の蒸しケーキなど二つの食品から国家基準の2000倍を超える濃度の鉛が検出された。塗料の入ったバケツは当局に押収された。バケツには食用ではないことを明示したラベルが貼られていたという。
当局は1日、血中鉛濃度が異常値を示しているとの報告を受けて調査を開始した。園児の鉛への暴露は脳の発達や行動、IQに影響を及ぼすなど深刻な結果をもたらす可能性がある。
報告書には暴露がどのくらいの期間続いていたのかは明らかにされていないが、国名メディアの取材を受けた親の中には、何カ月も前から子どもたちの健康状態や行動に異常な兆候があったと語る人もいた。
引用元: ・【園長ら拘束】食べ物の着色に絵の具の顔料を使用、園児233人から高濃度の鉛検出 中国の幼稚園
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