3時間前NEW
辛坊治郎氏と森たけしアナのダブルMCで人気番組に
“テレビ離れ”が深刻化し、民放各局は大幅な“テコ入れ”を余儀なくされている。関西の準キー局である日本テレビ系列の読売テレビは、朝の情報番組『す・またん!』を9月末で終了させることがわかった。
「’10年から15年続きましたが、ついに打ち切りとなるようです。当初は辛坊治郎さん(69)と森たけしアナ(65)のダブルMCに、川田裕美アナ(42)が横から突っ込む絶妙なトークで人気を獲得。時間帯によっては関西の“朝の定番”『おはよう朝日です』(朝日放送)を抜き、視聴率で1位になることもありました」(読売テレビ関係者)
だが、’19年3月末に辛坊氏が番組を卒業すると徐々に視聴率は低下。打開策を打ち出すことができず、苦戦を強いられていた。
「一度、番組を解体するしかないという判断なのでしょう。10月からは『ZIP!』(日本テレビ系)を流し、15分だけ大阪のスタジオから放送する予定です。その後は未定ですが、すべてをゼロベースにした新番組を考えているようです」(同・関係者)
『す・またん!』打ち切りについて、読売テレビに事実関係を問い合わせたが、
「番組編成上のことについてはお答えしておりません」
とのことだった。
ちなみに読売テレビは、今年3月末に34年続いた『ウェークアップ!』、29年続いた『あさパラ』、12年半続いた『今田耕司のネタバレMTG』(すべてリニューアル含む通算)という人気長寿番組を次々と打ち切りにしている。そしてこの6月には、31年8ヵ月続いた『ダウンタウンDX』も終了となった。
別の読売テレビ関係者が言う。
「今の大橋善光会長、松田陽三社長体制は“番組クラッシャー”と言われています。長寿番組だろうが、潰して生まれ変わらせるという意向で、どんどん終わらせていっている。『ウェークアップ!』は時間帯を昼に変えて俳優・小澤征悦さん(51)がナビゲーターを務める『サタデーLIVE ニュース ジグザグ』という番組に生まれ変わりました。
基本的にウェークアップと同じスタッフが作っているのですが、放送時間が変わり、番組についていた視聴者が離れてしまったのか、まったく数字がついてこない。“これも早々に打ち切りになるんじゃないか”ともっぱらのウワサです。4月に始まったばかりなのに6月には番組幹部のハラスメントがアンケートによって発覚。他部署に飛ばされました。幸先が悪すぎる……泣きっ面に蜂ですよ」
https://friday.kodansha.co.jp/article/431401
4月から始まった日本テレビの「支配体制」
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https://friday.kodansha.co.jp/article/431401?page=2
引用元: ・【関西】 15年続く『す・またん』が9月末で終了へ…読売テレビが長寿番組を続々と打ち切りにする“お家事情”
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