8日には1月からの累計患者数が3万9672人(速報値)と、これまで最多だった2019年の2・4倍となった。
過去に例のない流行の背景を探った。
◇重症の乳児、搬送相次ぐ
国立健康危機管理研究機構の速報値によると、6月23~29日の1週間の患者数は3353人。
現在の集計方法になった18年以降で最多を更新した。
6月に入って1週間当たりの患者数は3000人を超え、3週目以降増加傾向が続く。
速報値では重症者や死者数などは明らかになっていない。
受け入れる医療機関はどうなっているのか。
東京都立小児総合医療センター(府中市)には、ワクチン接種前の生後2カ月未満の乳児や、基礎疾患がある子どもの搬送が相次ぐ。
百日ぜきワクチンは現在、生後2カ月以降に接種する「5種混合ワクチン」に含まれる。
堀越裕歩・感染症科部長によると、接種前に感染すると肺で細菌が増え、作り出される多くの毒素で肺が傷む。
このため人工呼吸器を使っても肺の機能が回復せず、やがて心機能も落ちる。
この状態になると人工心肺装置(エクモ)を使うが、救命率は高くない。
都立小児と同様に、高度な医療を提供する全国の施設を堀越さんが調査したところ、昨年は2人、今年は4人の乳幼児が死亡していた。
「ワクチンには毒素に対する抗体を作り、重症化を防ぐ効果がある。打っていないと新生児期を過ぎても重症化することがある」。
堀越さんは注意を呼びかける。
◇流行の二つの理由
過去に例のない流行はなぜ起きているのか。
一つ目は、生後2カ月以降に定期接種したワクチンによる感染予防の効果が次第に弱まるためだ。
実際に小中学生の感染者が多いとの報告が都道府県の集計で明らかになっている。
二つ目は新型コロナウイルス感染症の影響だ。
国内では20年に発生して以降、感染対策が徹底され、数年間は呼吸器感染症になる人がほとんどいなかった。
別の感染症医は「百日ぜき菌の感染による免疫がなくなり、集団として感染が急激に拡大しやすい素地ができてしまった」と解説する。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/baf09e4a3feded824a5eca8eced4223d1b97bd06
引用元: ・【流行】百日ぜき、なぜ今? コロナ対策の免疫低下が「副作用」に
惑外笑より希少平気の方がきついねえ
避けようないし笑…
とか言っちゃってる無知が多いこと笑
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