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Published 2025/07/08 10:36:17
クマなどによる人的被害対策として、一定の条件を満たせば自治体判断で市街地での「緊急銃猟」を可能にする改正鳥獣保護管理法が9月に施行されるのを前に、環境省は8日、発砲までの手順などを示したガイドラインを公表した。環境省は「近隣住民の安全確保が大前提」とし、自治体向けの説明会などを通じて周知徹底を図る考えだ。
指針は緊急銃猟の手順を解説。クマが人の日常生活圏に出没した場合、自治体はハンターなど関係者とともに地図を見ながら発砲の向きや安全確保などの計画を立て、通行制限や住民の避難を行う。実施要件を満たしているか確認し、ハンターなどに銃猟を委託する。
緊急銃猟の創設前に人の生活圏で銃猟が行われた五つの実例や、「河川敷を移動したクマが公園に出没」「集落内に出没したクマが倉庫に入り込んだ」など七つの仮想事例も紹介している。
市町村にはマニュアルの作成を推奨。緊急銃猟の判断や住民に避難を呼びかけるなどの役割分担のほか、ハンターの確保や関係者による訓練や研修の実施も求めた。
一般社団法人共同通信社
引用元: ・環境省、市街地クマ銃猟指針公表 「安全前提」発砲手順示す [少考さん★]
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