7月20日に投開票を迎える参議院選挙。最大の争点となるのは物価高、経済対策です。
私たちの財布にも大きく影響しますが、小売事業者や、将来を担う若者にもそのしわ寄せは向かっています。
買い物客
「年金も下がっているし、最悪だ、首つり状態だ」
買い物客
「全体的にですよね。野菜とかもこんなに高かったかなと思う値段ばかり」
買い物客
「給料の上がりより値上げ幅のほうが大きい気がする」
止まらない物価高に市民が苦しんでいます。
それは、小売事業者も同じです。
マルコストアー 山川悟史社長
「値上げがメーカーさんから仮に10%きました、でも店も10%値上げできるかといえば、すべての商品がそういうわけではない。客が手に取りやすい価格の見極めがやっぱり大事」
懸念は客離れ。たとえ仕入れ価格が上がっても、そのまま販売価格に全て反映させることはできません。
札幌市北区と東区に、それぞれ1店舗を構える「マルコストアー」。
昭和30年代に、小さな商店から始まりました。
近隣には大型店なども進出し、競争は激化。それでも、地域密着の独立資本のスーパーとして地元に愛されてきました。
2024年、北区の本店をリニューアルし、売り場面積は3倍になりました。
借り入れた資金は約8億5000万円。進む物価高の中で、利益を生み出し、返済に充てなければなりません。
帝国データバンクによりますと、7月に値上げされる食品は2105品目。
1年前と比べると、値上げした品目は約5倍に増えていて、平均の値上げ率は15%となっています。
原材料費や物流費、エネルギーコストの上昇が背景にあり、値上げはこの先も続く見通しです。
マルコストアー 山川悟史社長
「正直厳しいですね。すべてが値上げになった分、(販売価格を)高くするのは、お店としても値ごろ感を崩したくない。正直利益は減っています」
店では漬物やこんにゃくなど、常温保存できる商品は冷蔵庫に置かずに陳列。1円でも光熱費を浮かせています。
商品の近くにはレシピカードを置き、関連商品の購買意欲を高めます。
固定費を浮かせ、知恵と工夫でわずかな利益を積み上げます。
マルコストアー 山川悟史社長
「物価高にこれだけ国民が苦しんでいる。安心して国民がきちんとしたものを食べられる環境の整備を望んでいる」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2029993?display=1#:~:text=%E5%80%A4%E4%B8%8A%E3%81%92
引用元: ・【参議院選挙】最大の争点“物価高” 買い物客 「年金も下がっているし、最悪だ、首つり状態だ」 「給料の上がりより値上げ幅のほうが大きい気がする」 「こんなに高かったかなと思う値段ばかり」
全世帯59.6%
高齢者世帯59%
児童のいる世帯→65%
令和5年度 厚労省国民生活基礎調査
エンゲル係数 日本圧迫
G7で首位 時短優先、割高でも中食
2024年11月17日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO84854750X11C24A1MM8000/
10年間で『エンゲル係数』が爆上がり…データが示す日本の「生活水準の低下」「不健康化」悲しい未来
先進国で断トツ…上昇し続ける「エンゲル係数」の意味
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b25cd5033e5e6c6934a9a4c24ee629eb4a74003
2023年11月19日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCA1776Q0X11C23A1000000/
日本の相対的貧困率、米韓にも抜かれ先進国最悪に
2023/07/12
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/30798?layout=b
月末残高“ゼロ”問題──貯蓄できない日本人のリアルと打開策(PR TIMES)
2025/5/16
>給料日から残高1万円以下になるまでの日数
調査全体の平均は15.5日で、ちょうど月の折り返し時点で残高が1万円以下に。
– 20代は平均17.8日と最も長い一方、43.9%が貯蓄ゼロと回答。
– 30代は平均15.6日、34.2%が“給与の3分の2を生活費に充当”。
– 40代は平均13.2日と最短で、教育費・住宅費負担がボディブローに。
2025年05月15日
https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=111058
子ども人口、初の1400万人割れ…主要国と比べても深刻な少子化
2025/05/04
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250504-OYT1T50057/#
日本人の年間出生数が初の70万人割れ、出生率も過去最低-24年
2025年6月4日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-06-04/SXB2M9T1UM0W00
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