新日本プロレス6日の後楽園ホール大会で、タイガーマスクが来年の現役引退を表明した。
タイガーはこの日、自身のデビュー30周年記念試合で棚橋弘至と対戦。来年1月4日東京ドーム大会での引退を控える棚橋とのシングルマッチは、実に19年ぶりとなった。
序盤から持ち前の鋭い打撃とタイガードライバーをはじめとした猛虎殺法で、階級差を感じさせないファイトを展開する。
さらに足攻めからローキックを連打したが、カウンターのスリングブレイドを浴びて形勢逆転を許す。何とか立ち上がり強烈な張り手を見舞うも、最後はスリングブレイドからのハイフライフローを浴びて力尽きた。
試合後には衝撃的な発表が待っていた。「意地を見せたかったけど…見せれたかな」と試合を振り返ると「30年と言う長い年月タイガーマスクをやってきましたけど、来年7月に引退することにしました」と発表。
「自分のデビューした時から作り上げてきたタイガーマスクが自分の中で納得できなくなってきた。ケガを言い訳にしたくない。残された1年間をしっかり今まで以上のタイガーマスクを見せて」と理由を明かした。
みちのくプロレス時代の1995年7月に4代目のタイガーマスクとしてデビュー。2002年1月に新日本プロレス初参戦を果たすと、同年12月に正式に移籍した。
IWGPジュニアヘビー級王座を6度戴冠し、2004、05年にはジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」で連覇を達成するなど新日ジュニアのトップ選手として活躍した。
デビュー30周年記念試合という節目に決断を下したタイガー。ジュニアで一時代を築いたレジェンドのラストランが始まる。
引用元: ・【格闘技】4代目タイガーマスク 来年7月の現役引退を表明「自分の中で納得できなくなってきた」 IWGPジュニアヘビー級王座を6度戴冠 [冬月記者★]
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