◆田植えができた枚数は増えているが…
「田植えをした分の管理と草刈りに追われて、田の修復をする時間が取れない」。田を管理する中心的な団体「白米千枚田愛耕(あいこう)会」の代表白尾友一さん(61)はこう語る。
千枚田は地震に続き、稲刈り直後の昨年9月に襲った豪雨で土砂崩れが起きるなど再び打撃を受けた。愛耕会がボランティアらの手を借りながら修復して昨年は約120枚、今年は約250枚で田植えができた。数字だけ見れば順調に復興しているように思えるが、実情は違うという。
◆「ぎりぎりの人員。若い人に来てもらうには…」
1004枚ある田の半数余りは、市などでつくる公益財団法人「白米千枚田景勝保存協議会」が所有者から土地を借り受けるなどし、管理を愛耕会に委託。他はJAのとや個人農家、山菜組合などが耕作していた。地震を機にやめた人が多く、新たな人手の確保も難しい状態が続いている。愛耕会は、1004枚全ての田の草刈りも担っている。
一つ一つの田の面積が小さい千枚田では機械がほぼ使えず、維持には人手と手間がかかる。ボランティアや、有償で農業体験ができるオーナーがやれる部分は限定的で、多くは経験と技術…(以下有料版で,残り 682文字)
東京新聞 2025年7月5日 16時11分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/417229
引用元: ・輪島の国名勝「白米千枚田」担い手不足深刻に 能登半島地震で管理できる人減少 報酬時給1170円 [蚤の市★]
そこのお米は美味いのかな
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