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2025年7月3日21時5分
参院選(20日投開票)は3日、公示された。立憲民主党から比例代表に出馬した元参院議員の蓮舫氏は(57)は、政治家人生初という「候補者タスキ」を身につけ、名前もひらがな表記にした「ニュー蓮舫」の演出で第一声を行った。
過去4回の参院選は東京選挙区に立候補したが、期間中は全国を応援で回る時間が長く「(自身の選挙戦で)タスキをつける必要性がほとんどなかった」という。今回は昨年の都知事選落選後、初めて立候補する比例代表での戦い。「日本のすべてのみなさま方に応援をいただきたく、分かりやすい形でタスキとひらがなで、つけさせていただいた」と述べた。
蓮舫氏は、民主党政権で行革担当相を務めるなど、政府のお金の使い方に目を光らせた自身の経験を踏まえ、難航も指摘される日米関税交渉で、トランプ米大統領が日本からの輸入品に「30%か35%」の関税をかける可能性があると発言したことに言及。「24%が35%。むしろ関税が上がっている。(日本政府は)どんな交渉していたんだろう。これも聞いてみたい。本当に35%の関税をかけられたらまた物価が上がり、消費者にはね返ってくるのではないですか」と指摘した。
その上で「自民党、公明党はどうしてこんなにブレているんだろう。春にはやる、その直後にやらない、選挙の前にやっぱりやる。バラマキです」と、与党の国民1人あたり一律2万円給付公約をチクリ。「ありがたいです。家計や教育費の足しになる。でも1回こっきり。3・5兆円の財源は税収の上振れで、税収が増えたからみなさんにお返しすると。でも減税の方がみなさんにとって持続性がある当たり前の政治の政策ではないか。皆さんの税金をばらまくんだったら減税して、家計を支えましょうよ」と訴え「みなさんのために使う、みなさんに還元する当たり前の政策を、『行革の蓮舫』にやらせてほしい」と述べた。
昨年の都知事選後、SNSで「(国政は)いったんピリオド」としながら、1年後の今回の参院選で国政復帰を目指す。報道陣に「逆風は感じていますか」と問われた蓮舫氏は「いろんなものは感じているが、はねつけたいと思っています。厳しい指摘は全部受け止めますが、それ以上に仕事をお返ししたいという思いを、きっちり訴えたい」と、訴えた。
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引用元: ・【れんほう】蓮舫氏「逆風感じる?」質問に「いろんなものを感じるが、はねつけたい」 [少考さん★]
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