トランプ大統領は対日関税を「30%か35%、あるいはわれわれが設定する数字」とする意向を表明。各国に関税率を通告する書簡を送ると述べ、譲歩引き出しへ圧力を強めている。
フォルケンダー氏は相互関税の上乗せ分の適用を一時停止する期限の9日までに「複数の合意を発表する」と語る一方、「交渉が進まない国々に対しては、関税率を来週発表する」と明らかにした。国名は伏せた。
さらに「各国がこれまで(交渉の)テーブルに乗せてこなかったものを新たに乗せるか」によって交渉の行方が変わると指摘。非関税障壁での譲歩によって関税率の引き下げが実現する可能性に触れた。
具体的には、米国勢による参入が進まなかった製造業や農産物などでの市場開放が「関税を引き下げる意欲を駆り立てる」と言及した。
時事通信 外経部2025年07月03日10時38分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025070300206&g=int
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