https://www.afpbb.com/articles/-/3586851
2025年7月3日 9:46
発信地:ベルリン/ドイツ [ ドイツ ヨーロッパ ]
【7月3日 AFP】ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は2日、毎年恒例となっている首都ベルリンでのプライドパレードについて、連邦議会は「サーカスのテントではない」ので、レインボーフラッグを掲揚すべきではないと発言し、批判を浴びた。
保守派のユリア・クレックナー連邦議会議長は5月、7月26日に開催されるクリストファー・ストリート・デー(CSD)のイベントでは連邦議会ではレインボーフラッグを掲揚しないと発表。
今後、レインボーフラッグは年に一度、国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日にのみ掲揚するとしていた。
中道左派・社会民主党所属の前議長の下では、2022年からベルリンのCSDパレードでレインボーフラッグが掲揚されていた。
クレックナー氏の決定に対し、性的少数者(LGBTQ)の権利活動家や、リベラル派の「緑の党」や極左の「左派党」に所属する議員が抗議した。
だが、メルツ氏は1日、ドイツ議会は「どんな旗でも掲げられるサーカスのテントではない」と述べ、この決定を擁護。
公共放送ARDのインタビューで、連邦議会でレインボーフラッグを掲揚すべき日は年に1日だとして、「それ以外の日は、ドイツ国旗と欧州旗を掲揚し、他の旗は掲揚しない。この決定は正しい」と述べた。
ドイツの主要クィア権利団体LSVDは、メルツ氏は「失態」を犯し、LGBTQコミュニティーを侮辱したと非難した。
同団体のアンドレ・レーマン理事は公共放送ZDFに対し、「レインボーフラッグはサーカスの道具ではない。多様性と人権の普遍的な象徴だ」「首相に改めて申し上げたいのは、彼はナチスに迫害された集団について話しているということだ」と述べた。
引用元: ・ドイツ首相、LGBTQ旗の不掲揚を擁護「議会はサーカスのテントではない」 [少考さん★]
アンチメルツ派は滅びる通い
コメント