【群馬】犯人逮捕されず29年 横山ゆかりちゃん誘拐事件で捜査会議　太田市

平成8年、群馬県太田市で当時4歳の横山ゆかりちゃんが行方不明になった誘拐事件は、犯人が逮捕されないまま7月7日で29年となります。群馬県警察本部は2日、捜査本部がある警察署で捜査会議を開き、刑事部長が「粘り強く捜査を推進してほしい」と訓示しました。

平成8年7月7日、当時4歳の横山ゆかりちゃんが群馬県太田市のパチンコ店で行方がわからなくなり、警察は、誘拐事件として店の防犯カメラに写った連れ去ったとみられる男の映像を公開するなどして捜査を続けていますが、犯人は逮捕されていません。

事件から7日で29年となるのを前に、2日は捜査本部がある太田警察署で捜査会議が開かれ、幹部や捜査員など23人が出席しました。

この中で、群馬県警察本部の瀧川和典刑事部長は「事件を解決するという強い決意を持ち、寄せられた情報を大切にし、粘り強く捜査を推進していただきたい」と訓示しました。

警察によりますと、事件のあと、ことし5月末までに5765件の情報が寄せられていますが、有力な手がかりは得られていないということです。

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