―60年をどう評価するか。
浮き沈みを繰り返しつつも絶えず発展してきた。特に1998年の日韓共同宣言以降、国民間の交流や協力が大きく広がった。今や外交や安全保障だけでなく経済や文化など各分野で韓日が協力しなければ不利益を被る時代になった。
―李氏は先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて石破茂首相と初めて会談した。
両首脳が膝を突き合わせ、歴史問題をうまく管理し、未来志向で協力していこうという立場を共有したことは大きな意味がある。お互いに尊重し、慎むべきことは慎みながら、双方の国益に役立つ方向で共に努力していけばうまくいくと思う。
―具体的な協力策は。
中東情勢や米国の高関税政策に関して情報交換するほか、人工知能(AI)やバイオ、文化コンテンツといった分野でも協力すべきだ。「包括的および先進的環太平洋経済連携協定」(CPTPP)への韓国の加入を日本が認めてくれれば、両国関係の発展に役立つのではないか。
―李氏の対日外交とは。
李氏は価値より実利を重視する。イデオロギー的な争いや論争より、互いに利益になる関係を目指すのが李氏の外交だ。私は20代の頃から、金大中元大統領に仕えたが、韓日間の問題を未来志向で賢く解決しようという点でよく似ている。石破氏も極端な政治思想を持たない方のようなので、(金大統領と小渕恵三首相=当時=が発表した)日韓共同宣言のような一里塚となる外交成果をつくり出すことができるのではないかと期待する。
―日韓の議員外交をどう評価するか。
私は13年間韓日議連で活動したが、両国の議員は政府間の関係が悪い時こそ頻繁に会い、関係悪化を食い止めようと話してきた。今後も重要な土台の役割を果たすと思う。ただ最近は、韓国の知日派、日本の知韓派の議員が減少傾向にある。次世代の政治家の交流に力を入れるべきだ。
◇尹昊重氏略歴
尹昊重氏 63年3月、韓国・ソウル近郊の京畿道加平郡生まれ。ソウル大哲学科卒。軍事政権下で学生運動に参加し投獄されたが、民主化後に赦免。金大中大統領(当時)の下で大統領府民情・政策企画秘書室行政官。04年、国会議員に初当選し、現在5期目。革新系「共に民主党」の院内代表や党トップの共同非常対策委員長、韓日議員連盟幹事長などを歴任した。62歳。
時事通信 2025年06月29日07時07分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025062800322&g=int
引用元: ・【時事通信】韓国与党重鎮、日本との経済連携に期待 次世代政治家の交流を [6/29] [ばーど★]
韓国が今は亡き大宇で日本がトヨタ。
朝鮮時が日本に集った
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