『楽しくなければテレビじゃない』 フジのスローガン撤回、業界内では賛否 「今こそ言ってほしい」「批判されようが何しようが…」
TBS系の「サンデー・ジャポン」は29日の放送で、25日に行われたフジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の株主総会について取り上げた。
その中で、1980年代にフジが掲げた「楽しくなければテレビじゃない」というスローガンを撤回したことに話題が及び、賛否が飛び交った。
出演したタレントのデーブ・スペクター(71)は「撤回しちゃだめですよ。あれ大失敗ですよ。悪いけど」と指摘。
MCを務めるお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(60)は「われわれがあの当時思ったのは、『楽しくなければ』というのは、テレビ局の人だけじゃなくて、視聴者も、みんなが『楽しくなければ』という意味合いでとってたので、それが、こうなった時に前言撤回するのかってことですよね」と応じると、デーブも「今こそ、それを言ってほしいぐらいですよ」と話した。
一方で、元衆院議員でタレントの杉村太蔵(45)は「『楽しくなければテレビじゃない』って今回、株主総会でもう一回言ったら、乗り切れなかったんじゃないかなと。やっぱり、変わろうとしてるタイミングですから」と異論を挟んだ。
杉村の意見に対し、太田は「それはテレビの根幹の部分だから。乗り切る乗り切れないじゃないと思うんですよね。ポリシーとして、やっぱり『楽しくなければテレビじゃない』というのを変えるというのは、結局、最初に言っていた『楽しくなければ』はテレビ局員が、ということに今、解釈がなっちゃってるけど、本来は違ったはずなんですよ」と改めて強調。
「批判されようが何しようが、やっぱり掲げたものとして、その解釈を説明することが本当は望ましかったなと、一視聴者として、フジテレビのファンだった、今でもそうですけど、そういう人間としては思いますけどね」と続けた。
引用元: ・『楽しくなければテレビじゃない』 フジのスローガン撤回に賛否 デーブ「今こそ言ってほしい」 太田光「批判されようが何しようが」 [冬月記者★]
楽しいのが悪いわけじゃない
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