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「日産ファンが泣いているぞ!」株主総会で経営陣に批判相次ぐ
今沢真・客員編集委員
2025年6月27日
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JR横浜駅からの通路に掲げられた日産自動車株主総会の案内=横浜市で2025年6月24日、今沢真撮影
日産自動車の定時株主総会が6月24日、横浜市の同社本社で開かれた。事業継続が危ぶまれるほど業績悪化が続いており、3月末で社長を退いた内田誠氏に対し「従業員や株主に自ら謝罪すべきだ」と批判が続出した。内田体制に手をつけず、業績急降下を見過ごしてきた社外取締役8人の全員留任に対しても「知らぬ存ぜぬでいいのか」と責任の明確化を求める声が相次いだ。
引用元: ・本田「リストラが必要」 日産「工場閉めて全員クビにします」 ホ「役員全員クビ!子会社化!」 日「失礼な💢」 [618719777]
内田氏は壇上の2列目で“沈黙”
内田氏は今回の株主総会で取締役を退任するため、総会出席は最後となる。前回の株主総会まで中央で議長を務めてきた。この日は議長をイバン・エスピノーサ社長に譲り、壇上の2列目の中央寄りに座った。次から次へと内田氏の「肉声による謝罪」を求める株主の声を、ひと言も発せずに聴き入った。
ある株主は、内田氏に対し「失敗、原因、反省点があればご自身の口で話してください」と静かな口調で質問。「内田さんは『辞めろと言われれば辞める』と言っていたのに、なぜ自分で辞めなかったのか。日産ファンは泣いているぞ」と途中から嗚咽(おえつ)まじりの声で追及する株主もいた。
別の株主は「内田さんの仕事の結果、追浜工場の閉鎖が見込まれ、町が吹っ飛ぶ。その責任がある」と、内田氏が自ら回答するよう緊急動議を提出した。エスピノーサ社長が拍手で採決を図り、会場からは大きな拍手がわき上がったが、「過半数の賛同を得られなかった」として動議を否決する一幕もあった。
まずてめえのセンスを疑え
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