滞在中の買い替えなどによって出た「不用品」を捨てていくとみられ、体感治安の悪化にもつながる。
ただ、有効な対策はなく、各自のマナーやモラル任せの現状が続く。
訪日客が多く利用するホテルが集まる大阪・ミナミの街角。
今月中旬から歩道の隅に、段ボールなどと一緒に黒いスーツケースが不法投棄されていた。
日本政府観光局によると、5月の訪日客は369万3千人。
うち半数近くが大阪を訪れており、大阪観光局の推計では、来阪訪日客は前年同月比で17%増の146万2千人。
4月に万博が開幕し、中国や韓国からの観光客が増えたことが要因とみられ、5月としては過去最多を更新した。
スーツケースの放置や廃棄は訪日客の増加とともに深刻化。
日本からの出国前に大型サイズを購入し、土産物や荷物を詰め替えるなどして古いスーツケースを捨てていくとみられる。
関西国際空港などを運営する関西エアポートによると、令和6年度に空港内で観光客によるスーツケースの放置・廃棄は816件。
ただの迷惑行為にとどまらず、テロ対策など安全面での懸念事項にもなるため、空港側も神経をとがらせている。
関空では平成30年、不要となったスーツケースを無料で引き取り、中古品として再利用する取り組みを始めた。
中身が分からないまま空港内に放置されると、引き取りよりも安全確認の手間がかかることになるが、昨年度の回収件数は524件と放置件数を下回った。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/009a62885bf73b2401fc6fd7b5fc422e3cf06d63
引用元: ・【大阪】外国人客のマナー違反にとどまらない、街角に捨てられるスーツケースがもたらす治安不安
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