“5万回斬られた男”福本清三に迫った番組を再放送　ゲストは「侍タイ」安田淳一

映画ナタリー編集部

“5万回斬られた男”の異名を持つ大部屋俳優・福本清三を2カ月追ったドキュメンタリー番組「斬られ役 ～大部屋俳優 58歳の心意気～」が、明日6月27日22時30分からNHK総合の「時をかけるテレビ～今こそ見たい！この1本～」枠でオンエアされる。

2001年に初回放送が行われた同番組では、当時58歳だった福本に密着。時代劇に欠かせない“斬られ役”を数多く担ってきた福本の、意地と誇りが映像に収められた。
「時をかけるテレビ」のスタジオには、ゲストとして映画「侍タイムスリッパー」の監督・安田淳一が参加。会津藩の武士がタイムスリップして現代の斬られ役として生きる「侍タイムスリッパー」のイメージ源は福本だったことを明かす。

1943年生まれ、兵庫県出身の福本は、1958年に15歳で東映京都撮影所に専属演技者として入所。以降60年以上にわたり斬られ役などで活躍し、2021年に死去した。
主な出演作には「仁義なき戦い」シリーズや「太秦ライムライト」、ハリウッド映画「ラスト サムライ」などがある。そのほか「どこかで誰かが見ていてくれる ～日本一の斬られ役・福本清三～」「おちおち死んでられまへん ～斬られ役ハリウッドへ行く～」といった回顧録も発表した。

にんげんドキュメント「斬られ役 ～大部屋俳優 58歳の心意気～」

NHK総合 2025年6月27日（金）22:30～23:30

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（写真提供：NHK）

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