三菱電機の空調管理システムに脆弱性 機密情報取得されるおそれ
2025年06月27日 09時40分更新 ASCII
Japan Vulnerability Notes(JVN)は6月26日、三菱電機製空調管理システムに関する脆弱性情報を公開した。同日付で、三菱電機も対処法を案内している。
公開された脆弱性のCVE番号は「CVE-2025-3699」。JVNによると、この脆弱性により、以下のような問題が起きる可能性があるという。
・遠隔の第三者によって当該製品の認証を回避しアクセスされ、機密情報の取得、空調管理システムの不正操作などをされる可能性がある
・取得した機密情報を使用し、当該製品のファームウェアを改ざんされる可能性がある
同社は、対策版ソフトウェアのリリース予定はないとした上で、ユーザー自身で、当該製品へのアクセスを信頼できるネットワークやホストに限定するなどの軽減策をとるよう案内。あわせて、一部の対象製品向けに、軽減策を強化するためのアップデートを提供するとしている。
引用元: ・三菱電機のエアコン管理ソフトに脆弱性。遠隔で暖房運転にされる恐れ [896590257]
コメント