2002年完成の2LDKを4200万円で購入したAさんの場合
①「豊島区内のマンションを購入」を選んだAさん夫婦
都内に暮らすAさん夫婦は、JR新橋(汐留エリア)駅へ通う30代の夫と、東京駅へ通う30代の妻の夫婦でした。数カ月後に子どもが生まれるのを機に、今の手狭な1LDKの賃貸物件から、広い2LDKへ引っ越そうと賃貸マンションを探していたところ、いいなと思える物件は軒並み家賃が高かったのです。
「そんなに高い家賃を払うなら、この機会に購入を」と思い、私のもとに10年前に相談に見えました。
Aさんは、夫婦ともに職場が山手線沿線であったため、その頃はオフィスから比較的近い東京東エリアに住んでいました。
2011年の東日本大震災で自宅賃貸マンションも結構揺れて、川と川に挟まれている場所でもあったため、液状化や豪雨の際の浸水も心配になり、地盤のよいエリアに買いたいとのことでした。
2014年当時は、・日銀の金融緩和政策が始まっていてすでにマンション価格は上昇傾向にありました。
「今(当時)、物件価格はこれまでに比べれば高い時期だけど、東京駅まで通いやすく利便性のいいところならきっと、将来売るときもそれなりの値段で売れるに違いない」と文京区内か豊島区内の比較的地盤がいい場所のマンションを探しました。
結局、山手線の他に丸ノ内線も使いたいという希望と利便性、そして予算の関係で豊島区内の山手線北部の駅から徒歩4分(丸ノ内線駅からは6分)の場所に2002年完成の2LDK(62平米)の中古マンションを4200万円で購入しました。
駅ビルと昔からの商店街があり、スーパーなども夜遅くまで営業していて商業施設は充実、都立病院や公園も近くにありとても便利な駅です。当時の駅前は、再開発の途中で価格上昇も期待できました。
「丸ノ内線駅の隣駅には、国立大学付属小学校・中学校が3校あり、大学もお茶の水女子大学や筑波大学など複数あり、大きな公園も多く、
山手線内側であるのに緑に恵まれている、だからここはきっと価格が落ちづらいに違いない」と、マンション購入に際しての考え方の軸がしっかりしていました。
4200万円で購入した物件が、10年後の2024年に、7200万円で売却できました。
Aさんがマンションを所有していた2014年から2024年にかけての10年間は、都心を中心としたマンション価格の上昇の波にうまく乗れたということもあります。
「それにしてもまさか、普通に自宅(マンション)に住んでいただけで、こんなにもキャッシュを得られたなんて、まるで10年間タダで住めたうえに、お金までもらえたようなものですね!」とAさん本人も驚きと喜びを隠せない様子でした。
「文京区の賃貸マンション」を選んだCさん
Cさん夫婦は、文京区の賃貸マンションに暮らす、お二人とも霞ヶ関に通う40代後半の落ち着いた雰囲気のご主人と奥様でした。
どこかで「家は買わないほうがいい」といった記事を読んだらしく、「今までずっと賃貸マンションにいました。ただ、夫婦とも50歳という年齢が見えてきて、このまま一生賃貸でいいのかがふと不安になり、相談に来ました」とのことでした。
10年前に賃貸の更新が来たときに、家賃も安くないしこのまま更新料を払うのはなんだかもったいなく思えて、いっそのこと購入しようかと思ったときがあったそうです。
当時は価格が上昇基調だったので、「東京オリンピック開催後に価格が下落するのではないか」という記事を見て値下がりを期待したり、「これから日本はどんどん人口が減っていくのだから、そのうち不動産価格は下がるに違いない」といった意見にも影響され、購入に踏み切れないまましばらく賃貸で様子を見ているうちに、どんどん価格が上昇してしまい、買うタイミングを失って結局10年間、そのまま賃貸マンションで暮らしていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee4a27373ed738eb94093cf694d52c697f789676?page=1
引用元: ・【マンションを買うか、賃貸にするか・・・】この10年、東京23区で驚くほど明暗が分かれた、マンション購入は3000万円の得vs.賃貸は2258万円の損
賃貸最強っしょ
2014年に買ってれば株は最低でも倍、大抵の大企業銘柄は3倍になってる
不動産限定で話してるところが不動産屋のステマだわ
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