長年、法制化が望まれてきた一方で、見直しを求める声も大きかった法案です。
当事者の思いを取材しました。
20代の、アオイさん。父親が無精子症で、第三者からの精子提供により生まれ、中学3年生のある日、その事実を母親から知らされました。
「あの時の気持ちって一番衝撃が大きくて」
「事実を知ったからといって親に何の遠慮もなく聞くことってできなくって」
想像もしていなかった父親とは別の精子提供者の存在。
当時、心の支えとなったのは、同じく第三者の精子提供で生まれた3歳年下の妹でした。
「(精子提供者について)一緒に想像し合うといいますか」
「もしかしたら私はこっちの(体の)部位が提供者と似てるかもって」
日本では、第三者の精子提供による人工授精は1948年に慶応大学病院で初めて実施され、これまで1万人以上の子どもが生まれたとされています。
現在はいくつかの医療機関で実施されているものの、ほとんどの提供が“匿名”で行われてきた背景があり、親も、生まれた子どもも、提供者を知ることはできません。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/f38a872c832c65cebbf53350f587cad8f3821f83
引用元: ・【社会】第三者の精子提供で誕生 「出自を知りたい」…当事者の思いは
他人の種だって
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