渋谷区の巡査長が自転車を窃盗し飲酒運転→不起訴円満な依頼退職。警視庁「厳正に処分した」

書類送検されたのは警視庁渋谷警察署の３０歳の男の巡査長です。

警視庁によりますと巡査長は先月１７日の午前０時すぎ、千葉県の西船橋駅近くの駐輪場から他人の自転車を盗んだ疑いと、東京 江戸川区の路上で自転車を飲酒運転した疑いがもたれています。

巡査長は前日の夜、職場の上司や同僚と渋谷区内の中華料理店で飲酒したあと、電車で帰宅する途中でしたが、最寄りの新小岩駅を寝過ごし、西船橋駅で下車しました。

駐輪場で無施錠だった自転車を盗み、自宅近くまで運転したところで警察官から職務質問を受け、盗みと飲酒運転が発覚したということです。

警視庁は２０日付けで停職３か月の懲戒処分にし、巡査長は依願退職しました。

調べに対し巡査長は「早く帰って寝たかった。歩いて帰るのも嫌だった」などと話したということです。

警視庁は「警察官としてあるまじき行為であり、厳正に処分しました。規律の保持を徹底し、信頼確保に取り組んでいきます」とコメントしています。

渋谷警察署の巡査長 飲酒し盗んだ自転車運転の疑いで書類送検
06月20日　19時28分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20250620/1000118766.html