「さす九」とは「さすが九州」を意味するネットスラングで、「男尊女卑」の意識が根強いとされる九州地方(および出身者)を揶揄する言葉として
ネットやSNSで広がる。【動画】「男性も男性らしさから降りてもいい」
ジェンダー問題にくわしいジャーナリストで昭和女子大学客員教授の白河桃子さんは、全国的なジェンダーギャップの問題が背景にあると指摘する。
通常、女性の生きづらさとからめて語られるジェンダーギャップだが、それに苦しむのは、女性だけではない。ジェンダーギャップ解消をすすめることで
築かれる社会は、男性も女性も生きやすくなると強調する。
●“男らしさ”が男性を苦しめている
「私が講師を務める大学の授業で、生徒にアンケートを取ったところ、女性も男性も、アンコンシャスバイアス、つまり『押し付けられた〇〇らしさ』に苦しんでいました」
男性の場合は、成功やお金を稼ぐプレッシャー、車の運転やスポーツが上手くなきゃいけないプレッシャーなどがあるという。
「『マンボックス』というスケール(尺度)で、暴力性を伴うような有害な男らしさが強いと判定される人はメンタルヘルスに問題があるという研究結果があります。
つまり、稼がなければ、家長なんだから、尊敬されなければ、男性なんだからこうありなさいということを実現できないと、大きな苦しみになってしまうのです」
規範的な“男らしさ”が男性を苦しめていると指摘する。
「女性は『女性らしさ(ウーマンボックス)』の中にいると不利なわけです。お金も稼げないばかりなので、出ていきたいという動機があります。
男性の場合は『男性らしさ(マンボックス)』の中に入っておけば、昇進とかの下駄を履かせてもらえるというようなことがたくさんあるじゃないですか。
だから、苦しいと思ってもマンボックスの中にいなきゃいけないんです。
今は女性が動きはじめているけど、男性もそろそろ男性らしさから降りてもいいのではないか」

引用元: ・女性「男性も、「男だろ?」と言われたくないのならマンボックスから逃げたらどうか?」 [194767121]
どう?
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